最も故人と生前に親しかった人間が喪主を務めることになりますので、お通夜から葬儀にかけてやるべき仕事は山のようにあります。縁が深い人や最も親しい人が選ばれますので、結婚をしている人ならば配偶者ではあるものの、高齢であるときには子供化もしくは兄弟や姉妹が引き受けることもあるため、必ず配偶者とも限りません。
昔のしきたりは今よりも厳格であり、家父長制の時代などはいくら配偶者といえども女性は選ばれないこともありました。家族の中で選ぶにしても主人が亡くなっても奥さんは選ばれず、長男が喪主を務めるといったパターンです。
これらは古いしきたりになりますので、現代ではこうした性別による判断はまずありません。ですが家族のやり方や地域によっては、いまだに昔ながらのしきたりにこだわることもあります。後あと問題につながらないためにも、親族や家族で誰を選ぶかの話し合いをしておくことも大切です。
話がまとまらない時には親族の中でも長老にあたる頼りになる人に相談をしたり、自持ち地域のそうした習慣には詳しい、お葬式を手掛ける葬儀社に相談をしても構いません。喪主となったら故人の宗教や宗派の確認に始まり、お葬式で出せる予算の決定や会場の手配、日取りの決定や参列者たちへの連絡、料理や返礼品の準備など、やるべき仕事はたくさんあります。
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