阪口の葬儀の受付解説所

故人の遺言を最大限に尊重しましょう

2018年12月30日
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遺言というのは、故人の意思となります。ですから最大限尊重することが大事になってきます。遺族は故人の意思を尊重するために、できる限りの努力をした方が良いでしょう。遺言で葬式は不要であり、火葬のみの直葬にして欲しいと記載されていればその通りにしてあげることです。

ここで間違っても遺族の思うような葬式を行わないことです。日本ではまだまだ古い固定概念があって無くなったお通夜と告別式を行う一般葬をしないと社会的に体裁が悪いと思っている方もいらっしゃいますが、それは亡くなった人には関係がありません。

故人が一般葬や家族葬を行わずに直葬にして欲しいと望んでいるならば、その通りの葬儀を行ってあげるべきです。亡くなった人の意思を最大限に尊重してあげた方が良いです。またそもそも遺言書に直葬にして欲しい記載されていれば、その通りにすべきです。そうでなければこの書類を作成した意味が無くなってしまいます。確かにこの書類には法的拘束力がありませんので、受遺者の合意があれば他の葬儀で行っても法的には問題はありません。ですが亡くなった人の意思を最大限に尊重するためにも、なるべくならばその通りに実行してあげるのがせめてもの供養となります。