葬儀に供養の気持ちを込めて供花や供物を贈るときは、マナーを守って用意することが大切です。まず、頭に入れておきたいのは、供花や供物は地域や宗教によって異なるということです。まず、キリスト教式でお葬式を執り行う場合は、基本的に祭壇には供物を飾らないと言われています。
キリスト教式のお葬式には供花を贈ることになりますので、生花を用意するとよいでしょう。また、仏教の場合に頭に入れておきたいのは、魚や肉といった生の食品を避けなくてはいけないということです。神道では、ろうそくや線香も神前に供えることはありませんので、注意が必要です。
もしも何を用意したらいいのかわからない場合は、誤ったお供えを贈って後悔しないためにも、事前に葬儀を執り行っている業者に電話で確認してから用意すると安心です。さらに、お供えを送る場合は、置き場所がなくて困る場合も考えられますので、あらかじめ喪家側の方に連絡をして確認しておくと迷惑をかける心配がありません。もちろん、訃報が届いた際に供物や供花を辞退すると伝えられた場合は、それに従うようにしましょう。ちなみに、供物はお通夜からお供えする必要がありますので、お通夜が行われる日の午前中には届くように、早めに手配することも大切なポイントです。
阪口の葬儀の受付解説所 Copyright(C)www.sakaguchi-soginouketsuke.com All Rights Reserved.